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COMONブログ2 SDGs理念経営 第一章『SDGs理念経営とは』

COMONブログ2 SDGs理念経営 第一章『SDGs理念経営とは』

株式会社愛和産業 経営顧問 理念経営協会 理事長 窪田貞三

Ⅱ.潰さない経営論と持続可能「サスティナブル」

理念経営論は、『古来からの日本的経営「士魂商才」「利他の精神」』といった考え方が中心となった経営論なのですが、この考え方とSDGsの考え方は一致しています。

「日本近代経済の父」と言われた渋沢栄一翁は、武士として「士魂商才」の精神を持ち、みずほ銀行や東京海上日動火災保険や王子製紙や東日本旅客鉄道や日本郵船や東京ガスなど、500もの企業をつくられましたが、その創業精神は「士魂商才」「利他の精神」であり、著書「論語と算盤」に表した考え方にあるように、論語という本質的・根本的思想を柱に持ち、算盤=経済活動を行うという「士魂商才」の考え方で、日本の経済をつくって来られました、まさしく「日本近代経済の父」です。

 私はSDGsに出会った時に、SDGsは日本で生まれたものではありませんが、まさしく日本的は考え方から出来ているものであると感じました。つまり、私がつくった理念経営論は、『古来からの日本的経営「士魂商才」「利他の精神」』から出来ていて、その概念はSDGsの「社会貢献=企業成長」といった概念と一致しました。社会に受け入れられ、社会のために実践するSDGs理念経営論は、持続可能な「サスティナブル」企業への道を切り拓いてくれることは間違いありません。

渋沢栄一「道徳経済合一説」