作業日:2023年3月
株式会社愛和産業 経営顧問 理念経営協会 理事長 窪田貞三
Ⅱ.17の目標を理念経営で考えるSDGs理念経営
1.目標1『貧困をなくそう』から考えるSDGs理念経営
2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている「極度の貧困」をあらゆる場所で終わらせるというのが、目標1のターゲット1ですが、この極度の貧困状態をわずかに上回った生活をしている人々が世界中には沢山います。
また、「貧困」とは、生活をしていくためのお金がないことだけではなく、十分な食事がとれないことや栄養不良や教育などのサービスを受けられないことなど、様々なことを含んでいます。こういった状況において、SDGs理念経営では、基本概念である「企業成長と同時にSDGsによる社会貢献」の元、世界の状況を念頭に置きながら、今出来ることから始めるべきです。マザーテレサの言葉に「日本人は世界より先に、まず日本人の貧困を減らす努力をすべき」といった言葉がありますが、企業は利他の精神で利益を上げ、雇用という社会貢献や社会福祉活動等に関わることで、少しでも多くの貧困を無くすための努力をすべきです!