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クレーン講座 vol.1 クレーンとは・・・

作業日:2019年4月

今回より、新しいブログ企画として、クレーン講座を始めます。今後、クレーンに関する法律や、規格、点検の基準などをご紹介していきます。

 

第1回目は、そもそもクレーンとは何かという定義について触れます。

 

クレーン等安全規則によると、クレーンとは、次の条件を満たす機械装置を言います。(移動式と呼ばれるクレーン付きトラックやクレーン車以外)

 

荷を動力を用いて吊り上げ、およびこれを水平に運搬することを目的とする機械装置(代表的なクレーンの例:写真1枚目)(水平に運搬の例:写真2枚目)

 

以下のものは、クレーンに含まれません。

・人力で荷の吊り上げを行うもの(例:手動のチェンブロック)(写真3枚目)

(→水平移動は人力でも、荷の吊り上げに動力を用いる場合は、クレーンに含まれます。)

・荷の吊り上下のみ可能なもの(水平移動が不可能なもの)

・吊り上げ荷重が、0.5t未満のものは、法令適用外になります。

 

上記のクレーンの定義に当てはまる機械装置を設置されている場合、「クレーン等安全規則」の適用を受けます。

労働基準監督署に書類を提出する必要や、運転資格、点検の義務等が発生しますのでご注意ください。(今後当ブログで詳しい内容をご紹介します。)

 

次回は、運転に必要な資格についてご紹介します。