作業日:2021年11月
写真は、クレーンの走行サドルに取り付けた、フランジワックスです。(サスペンション型のクレーンとなります)
クレーンは、レールに沿って走行するので、車輪とレールが接触し摩耗していきます。
特に、車輪のフランジ部分は、摩耗しやすいです。
摩耗を放置していると、写真二枚目の様に、削られたフランジが落下したり、フランジが無い事によって、車輪がレールから脱線してしまう危険もあります。
このような事態となる前に車輪交換が必要となりますが、フランジワックスを取付ける事によって、フランジ部が潤滑されるので、車輪の交換時期を延ばすことができます。
フランジワックスの取付けは、簡単な作業で済みますので、車輪の摩耗が気になる方は、取付を検討してみて下さい。
なお、フランジワックスは、消耗品となりますので、定期的な摩耗具合の確認と交換が必要となります。