作業日:2021年6月
写真は、クレーンの走行に使用していた、汎用インバータです。
クレーンの走行が動かないとの事で、調べたところ、インバータ内部の基盤に取り付けられていたコンデンサが折れていました。
長年のクレーン走行時の振動と、インバータ自体がかなり古いので、経年劣化も重なり、破損したと思われます。
インバータの耐用年数は、10年程とされており、10年を目安に更新するのが望ましいとメーカーが推奨しています。ただ、使用環境や運転条件によっては、耐用年数が縮まります。
特にクレーンは、振動が激しく、また天井付近にあるため、高気温に晒されやすい決して良い環境で稼働しているとは言えませんので、弊社では、耐用年数に達する前のお早めの更新を推奨しております。