12月に入り一段と寒さが増してきました。皆さま体調にはお気を付けください。
労働安全衛生法改正により2019年2月1日から安全帯の規格が変更となりました。
これにより、約3年の移行期間がありますが、2022年1月2日から現行品の安全帯は着用不可になり、フルハーネス型安全帯が義務化されます。
ただし、注意しなければいけないのは、作業高さが6.75m以下の場所では胴ベルト型を使用しなければいけないということです。
このように労働安全衛生法が改正されたため、先日、愛和産業でハーネスの講習が行われました。
今まで愛和産業では、胴ベルト型の安全帯(写真右)を使用していましたが、フルハーネス型の安全帯(写真左)を使用するにあたり特別教育を受けなければいけないためです。
クレーンの点検では、6.75m以下の場所も、それ以上の場所もあるので胴ベルト型とフルハーネス型の使い分けは必須になります。
講習ではフルハーネスの種類や使い方、落下時の試験のビデオを見たり、実際にフルハーネス型の安全帯を着用したりしました。
フルハーネスの講習は8時間受けなければいけません。(高所作業に携わる業務をしている方、足場組立またはロープ高所作業に係る特別教育を受講してる方など、諸条件を満たしていると時間は短くて済みます)
高所作業をされる方は、2022年まで猶予はありますが早めの受講をお勧めします。