作業日:2017年7月
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏がやってきました。花火に夏祭り、海水浴など夏のレジャーを満喫されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて写真は、巻上のドラム(ワイヤーロープを巻き取る部分)です。すこし暗い写真ですが、ドラムの溝にクッキリとワイヤーロープの跡(条痕)が残っています。
さらには、ドラムの溝の山も削っており、ノコギリの歯のようになっております。
地切り時における吊荷の斜め引きや、荷振させた状態でワイヤーロープを巻き取った事が、ドラムに条痕が付いた原因かと思われます。
さらにこのようなドラムの状態で使用し続けると、ノコギリの様になったドラムの山でワイヤーを削ってしまい、ワイヤーロープの素線切れにつながります。
斜め引きや、荷ぶれした状態でのクレーンの運転は止めましょう。
