作業日:2017年5月
2016年10月の記事(https://www.aiw.co.jp/maintenance/page/10/)で、巻上ブレーキの抵抗劣化についての事例をご紹介しました。
その後ブレーキ抵抗を交換しましたが、半年持たずに再び症状が出始めました。(使用環境条、インチング操作の多用が止むを得ない様です。)
よって社内で対策を検討した結果、ブレーキ抵抗とブレーキ早切り用の電磁接触器の容量をUPすることにしました。
写真は、既設品(交換前)と容量を増やしたブレーキ抵抗との比較写真です。かなり大きい抵抗を付けたことがお判りになるかと思います。
ブレーキ早切り用の電磁接触器は、あいにく写真はございませんが、電流容量11Aの製品から18Aの製品に取り換えました。
今回の容量UP作戦が成功するか、今後の点検で注意深く見守っていきたいと思います。